ニュージーランドドルの為替
ニュージーランドは、経済先進国の中では経済の規模が小さいので、先進国といってもニュージーランドドルの流動性はあまりないのが特徴です。なぜなら、ニュージーランドは、慢性的な赤字状態が続いているのですが、外貨を呼び寄せるために高金利を維持しています。ただ、そのまま高金利で輸出入をしてしまうと、経営赤字が拡大してしまうという悪循環が起こるので、それがかえって、ニュージーランドドルが動かない原因になってしまっているとも言えます。
でも、ニュージーランドドルには強みがあって、それはオーストラリアドルとの連動性が高いところです。ニュージーランドの主な貿易先はオーストラリアで、輸出先としても輸入先としても、約20%を占めていますし、観光収入もオーストラリアからの観光客が4割を占めています。このように、経済的な結びつきがあるので、為替の市場では両通貨の連動性が高いという印象があるのですね。
オーストラリアドルというのは、常にトップクラスの高金利で、安定しているので、FXの投資先としては人気があります。そのオーストラリアドルとの連動性が高いというイメージは、為替市場の中でのニュージーランドドルのイメージとしては、かなりプラスに働いています。
ニュージーランドは国家的には赤字ですが、国内景気は安定していますし、財政収支も健全なので、日本などの手堅い投資先が好きな国からの人気は続くでしょう。ただし、為替相場が混乱したりした場合、値がつきづらくなることもあるので、ニュージーランドドルを扱うのであれば、その点には気をつけたほうがいいですね。
